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岩岡 万梨恵​

〈世界を目指す女性レーサー〉

スーパー耐久シリーズ フル参戦

​2017フェラーリレース 優勝

Women in Motorsports 訓練後の活躍

Women in Motorsport Projectに参加するまで私はレースが好きでレーシングドライバーに憧れていましたが、モータースポーツ経験者が周りにいなかった為に、どうやったらレーサーになれるのか全くわからず中々足を踏み入れることが出来ませんでした。

元々大学の講師であった井原慶子さんがリーダーをするWomen in Motorsport Projectが始まる事になりすぐに応募して合格し、1期生として活動が始まりました。

車を無理やり動かそうとしてしまったり、ヒールアンドトウもままならなかった私でしたが井原先生の指導の元、レースデビューイヤーにロードスターレースでシリーズ2位、翌年には初めて乗ったフェラーリで優勝することも出来ました。

レースは車を運転している時だけではなく、レースの経験が日常でも感情のコントロールや人の動きを判断する力や相手のことを考えるとして発揮されます。

日常の行動とレースの関係の深さに驚きますが、レースをやっているおかげで人としても成長できているのではないかなと感じます。

自動車産業およびモータースポーツでの女性の活躍

男性社会のイメージが強い自動車業界やモータースポーツですが、最近は女性ドライバーやメカニックも増えています。

女性だから目立って良いこともたくさんありますが、逆に中々受け入れてもらえない事もあります。しかし、私の周りには井原先生や1から一緒に学んできたメンバーが沢山いるので、みんながいるからどんな逆境でも負けずに、めげずに力に変えることができています。もっともっと女性も男性も壁なく活動がしやすい環境になれたらと思います。

 

現在の仕事について

私は世界で活躍するレーシングドライバーを目指しているので、Women in Motorsport Project を通して日本から世界へ飛び出して、世界レベルでも戦うことが出来るように、今を大事に訓練を重ねて行きたいと思います。

 

今後のWIM訓練生に向けて

Women in Motorsport訓練で一番に感じたことは、指導者が女性なので、その時何が引っかかってうまくいかないのか…というのがすぐに理解してもらえ、その苦手意識を取り除いてくれることで早く上達出来ることを感じています。

また、一人一人の性格をすぐに見分けて、その人にあった指導をしてもらえることも魅力的です。

また、なによりメンバー全員女性なので、運転の悩みも打ち明けやすく、私一人だけが出来ないん訳ではないことを感じ、前向きに真剣に取り組むことができます。

レースやラリーを始めたい方のみならず、日常の運転に自信を持ちたい方もぜひぜひ一緒に活動し、女性同士で車を通してのコミュニティが広がっていけばいいなと思います

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