大平 夢見
モータースポーツレポーター
Women in Motorsports 訓練後の活躍
現在の職業は「学生、兼、レポーター」です。WIMでは、主に同じく研究枠だった鍼灸師の後藤瑞季さんと協同で活動を行いました。活動自体も非常に勉強になり、又、彼女の専門性にも触発され、私もより本格的に栄養の勉強をしようと決断し、大学卒業後勤めていた会社を退職しました。現在は、管理栄養士の取得を目指し、毎日学校で座学や、調理に奮闘しております。 一方、モータースポーツの現場を学ぶべくWIM活動の前から細々とやっていたメディアのお仕事は、現在ではメディアの諸先輩方にアドバイスを頂きながら、レポーターやライター等様々なジャンルに挑戦する機会も頂けております。 これまでも、現在も、本当に沢山の方の支えて頂き、感謝しかありません。将来は、〝喋れる管理栄養士”になり、お世話になっている方々に恩返しが出来るよう、より一層努力する所存です。
自動車産業およびモータースポーツでの女性の活躍
年々、女性の活躍の場が増えているように感じます。私の初サーキットは、2014年FIA WEC FUJI 6hのgrid girlの経験で、その際、ドライバーとして出場していた井原慶子先生にモータースポーツでの女性の活躍についてお言葉を頂いたことを、今でも鮮明に覚えています。WECでは翌年に“WEC garages, paddocks, grandstands, hospitality & media rooms full of beautiful women, always much appreciated by everyone not just before start.We have many more beautiful women who work with the WEC than just those holding number panels.∼”と、grid girlの廃止が発表されましたが、実際、日本のサーキットでも女性が活躍する場面が増えたと感じます。その背景として、女性ならではの目線や気配りをかって頂いている部分があると言われることもありますが、体力的な面で男性とは並べない部分や受け入れて貰うことが難しい場面も勿論あります。だからこそ、女性だからと甘んじることなく、一人一人がプライドを持って、且つ、謙虚な姿勢で各々の役割を全うすれば、今後より理解が得られるのではないかと感じております。
現在の仕事について
今期は、MAZDA GLOBAL MX-5 CUP JAPAN のレポーターを務めることとなりました。 MAZDA GLOBAL MX-5 CUP JAPANは世界統一スペックによる、ハイレベル、且つ、見応えのある45分間のレースです。国内では、全5戦が開催され、シリーズランキング上位のドライバーには、米国で行われる世界一決定戦への挑戦権が与えられます。 これまでも、裏方的なメディアのお仕事をさせて頂く機会はありましたが、ライブ配信等は私自身も初の試みであり、周囲の皆さんにサポート頂きながら毎度全力で取り組んでおります。これからも、一生懸命頑張ります。 お時間のある方は、是非、サーキットにお越し頂き、ライブでレース観戦を楽しみませんか。配信も楽しんで頂けたら嬉しいです。
今後のWIM訓練生に向けて
WIMでは、沢山のスポンサー様のお蔭で普通には経験出来ない事が、沢山出来ると思います。実際私も、MT車の運転経験がゼロだったにも関わらず、MAZDAさんのサポートのお蔭で、美祢サーキットでの訓練に参加させて頂き、約半年後には耐久レースへ参戦・完走することが出来ました。 他方で、一緒に活動をするメンバーからも沢山の刺激や気付きを貰える点も、WIMならではの経験だと思います。是非、感謝の気持ちを忘れず、手に入れたチャンスを存分に楽しんで下さい。